小説
天使のにもつ

あらすじ
中学二年生の風汰が、授業の一環である職場体験として選んだ先は保育園。「子どもとあそんでいればいいってこと?」と安易な気持ちで選んだ体験先だったけれど、いざ始まってみればもちろん楽な仕事のはずはなく、なかには親との関係が気がかりな園児もいて……。保育士や園児たちと過ごした5日間、風汰の目や心がとらえたこととは? 青少年読書感想文全国コンクール課題図書(2020年中学校の部)選出作。等身大の十代読者をはじめ、大人にも読んでほしい物語。
『天使のにもつ』試し読み