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小説

さかのぼり喫茶おおどけい

内山純[著]
さかのぼり喫茶おおどけい
あらすじ

東中野にある〈喫茶おおどけい〉は、もうすぐ八十九歳になるハツ子と孫のハヤテが営む老舗の喫茶店だ。地元を盛り上げる計画が立ち上がったが、集まったのは高齢の親や親戚などに頼まれ、渋々、会に参加した女子大生や会社員たちだった。その彼女たちが会合場所の〈おおどけい〉を訪れ、日常に抱える悩みをハツ子に聞いてもらっていると、不思議な大時計の鐘の音が鳴り、昭和時代へタイムスリップする。美味しい喫茶メニューと懐かしい過去がくれるあたたかな言葉にほっとする、昭和レトロな喫茶物語、大好評シリーズ第二弾!

さかのぼり喫茶おおどけい
内山純[著]
判型:文庫判
定価:792円(税込)
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レトロ喫茶おおどけい
内山純[著]
判型:文庫判
定価:770円(税込)
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内山純(うちやま・じゅん)
1963年神奈川県生まれ。立教大学卒。2014年『B(ビリヤード)ハナブサへようこそ』で第24回鮎川哲也賞を受賞しデビュー(後に『ビリヤード・ハナブサへようこそ』と改題して文庫化)。他の著書に『土曜はカフェ・チボリで』『新宿なぞとき不動産』『魔女たちのアフタヌーンティー』『レトロ喫茶おおどけい』がある。