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小説

感傷の街角 〈新装版〉失踪人調査人・佐久間公 2

大沢在昌[著]
感傷の街角 〈新装版〉失踪人調査人・佐久間公 2
あらすじ

法律事務所の若き失踪人調査人・佐久間公が都会の喧噪にまぎれて姿を消した若者たちを捜す大沢在昌のデビューシリーズ。11年前に別れた女性の行方を捜す「第1回小説推理新人賞」受賞作にしてデビュー短編の「感傷の街角」や有名俳優と恋仲になり消えた日本舞踊家元の娘を追う「フィナーレの破片」、劇場で変死した人気俳優。その死の真相を探る「サンタクロースが見えない」など珠玉の7篇を収録。双葉文庫40周年記念「佐久間公シリーズ4ヶ月連続刊行」第2弾。

感傷の街角 〈新装版〉失踪人調査人・佐久間公 2
大沢在昌[著]
判型:文庫判
定価:902円(税込)
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大沢在昌(おおさわ・ありまさ)
1956年名古屋市生まれ。79年「感傷の街角」で第1回小説推理新人賞を受賞し、デビュー。86年「深夜曲馬団」で第4回日本冒険小説協会最優秀短編賞、91年『新宿鮫』で第12回吉川英治文学新人賞、第44回日本推理作家協会賞、94年『無間人形 新宿鮫4』で第110回直木賞、2001年『心では重すぎる』、02年『闇先案内人』と連続で日本冒険小説大賞、04年『パンドラ・アイランド』で第17回柴田錬三郎賞、06年『狼花 新宿鮫9』で日本冒険小説協会大賞、10年に第14回日本ミステリー文学大賞、12年『絆回廊 新宿鮫10』で日本冒険小説協会大賞、14年『海と月の迷路』で第48回吉川英治文学賞を受賞する。2022年、紫綬褒章受章。近刊に『黒石 新宿鮫12』『予幻』『魔女の後悔』などがある。