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エッセイ・コラム

オオクワガタに人生を懸けた男たち

野澤亘伸[著]
オオクワガタに人生を懸けた男たち

オオクワガタとは、男なら一度は手にしてみたい憧れの虫であり、自然界で見つけるのは極めて難しい。本書は、オオクワガタ採集家集団「インフィニティー・ブラック」のメンバーたちと行動をともにし、その活動を追った著者によるノンフィクションです。幻とまで呼ばれるような存在に、いかにストイックに向き合っているかを克明に書き記します。彼らの証言から、謎に満ちたオオクワガタの生態が明らかに! メンバーと解剖学者・養老孟司との対談、昆虫系YouTuber・たえたそとの鼎談も収録。

オオクワガタに人生を懸けた男たち
野澤亘伸[著]
判型:四六判
定価:1,980円(税込)
野澤亘伸(のざわ・ひろのぶ)
1968年栃木県生まれ。写真家、作家。上智大学法学部卒業後、1993年より写真週刊誌『FLASH』の専属カメラマンになる。おもに事件報道、芸能スクープ、スポーツなどを担当。同誌の年間スクープ賞を3度受賞。その後フリーとなり、雑誌表紙やグラビア、タレント写真集など多数撮影。2019年に『師弟 棋士たち 魂の伝承』(光文社)で第31回将棋ペンクラブ大賞受賞。その他の著書に『美しすぎるカブトムシ図鑑』(双葉社)、『絆―棋士たち 師弟の物語』(マイナビ出版)などがある。『BE-KUWA』(むし社)で「虫のためなら、どこへでも!」連載中。