エッセイ・コラム

明日死んでもいい、そう思えるほどに今日を生きたくて。

明日死んでもいい、そう思えるほどに今日を生きたくて。
あらすじ

鳥取の田舎でセブンイレブンに憧れた少女は「ここではないどこか」を夢見て上京する。大手レコード会社へと就職するも、東日本大震災が起きた日、会社員を辞めようと決意。日本飛びだして世界を放浪して辿り着いたのは、縁もゆかりもなかったアフリカだった。独学でケニアのファッションデザイナーとなったタキアユミが綴る、「今日を自分らしく生きる」ことを問い続けるエッセイ。

タキアユミ
1985年生まれ、鳥取県出身。レコード会社に入社し、東日本大震災をきっかけに退職。世界放浪の5年を経て、アフリカの伝統的な生地「キテンゲ」と出会い、独学で服作りを始める。現在はアフリカを拠点に、ケニアのファッションブランド、ノマディック・アルティザンのデザイナーとして活躍。note創作大賞2025年エッセイ部門双葉社文芸出版部賞を受賞。