米国の大学院で微生物学を学ぶ倉科礼央は亡くなった名誉教授の研究室を片づけているとき、奇妙なレポートを発見する。そこにはアマゾンの奥地で採取された放線菌から「万能薬」ができることが記されていた。礼央はそのレシピを手に入れ、末期のすい臓ガンを患う母に飲ませたところ完治してしまう。奇跡の万能薬の存在に気づいた新興宗教団体が信者獲得のため礼央をとりこもうとするが……。宗教団体と「万能薬などあってはならない」として封じ込めようとする医学界の間で万能薬を巡るバトルがはじまる!