お勝たちの二軒隣に住まう鳶の岩造とお富の夫婦。喧嘩をしつつも仲睦まじい二人だが、このところお富の調子が悪いという。お啓たちが心配するなか、ついには医者の屋敷に運び込まれたお富だが、具合が悪いのは病ではなく子を宿していたためだった。朗報に長屋の皆は喜ぶが、当のお富は、産むことに迷いを見せて──。くすりと笑えてほろりと泣ける、これぞ人情物の決定版。時代劇の超大物脚本家が贈る、大人気シリーズ第十一弾!
ごんげん長屋つれづれ帖 【十一】 苦難の母

定価:770円(税込)
判型:文庫判
ISBN:978-4-575-67256-5
発売日:2025年9月10日

時代劇の超大物脚本家が贈る、たっぷり沁みる人情譚!
シリーズ累計
28万部
突破!!
子らへと注ぐ
女房たちの愛情
お勝たちの二軒隣に住まうお富が身籠もった。
皆が喜ぶなか、当のお富は迷いを見せて――

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