紫式部は、いまを時めく最高権力者である藤原道長に物語の才能を認められ、道長の娘である中宮彰子に仕えることになった。父の操り人形から脱却し、真の国母へと変わろうともがく彰子の姿を目の当たりにした紫式部は、彰子を支えるためにも『源氏物語』を書き続けていこうと決意する。それは同時に、現実の政に悪戦苦闘する道長にも救済の手を伸ばす目的があった。千年の時を超えてなお輝きを放つ『源氏物語』をめぐる、絢爛たる平安王朝絵巻第一弾!
源氏物語あやとき草子 1 紫式部と彰子
定価:726円(税込)
判型:四六判
ISBN:978-4-575-52700-1
発売日:2023年10月11日
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2024年NHK大河ドラマ『光る君へ』の舞台
紫式部はなぜこの物語を書いたのか!?
めくるめく平安王朝絵巻登場!
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