1939年日韓併合時代の夏、平壌一中の吉永と朴は甲子園を目指していたが、二人の球児は戦火に巻き込まれ、吉永は陸軍士官に、朴は少年飛行兵への道を選ぶ。やがて、二人の運命は戦争末期に再び交差する。誰のために戦うのか……国境を越えた熱き友情の物語に涙が止まらない。