『昔はおれと同い年だった田中さんとの友情』試し聴き

『昔はおれと同い年だった田中さんとの友情』試し聴き
ある一家の四兄妹を主人公として描いた青春家族小説『9月1日の朝へ』が発売されたばかりの椰月美智子さん。本作は、夏休み明けのいわゆる「9月1日問題」をテーマにした物語です。子どもたちの繊細な心情を綴ることに定評のある著者が、戦争に向き合う子どもたちの姿を描いたのが『昔はおれと同い年だった田中さんとの友情』です。昨年、NHK総合の終戦記念ドラマの原作にもなりました。最新刊『9月1日の朝へ』の発売を記念し、『昔はおれと同い年だった田中さんとの友情』の冒頭を公開します。ぜひお聴き下さい。
椰月美智子(やづき・みちこ)
1970年神奈川県生まれ。2002年『十二歳』で講談社児童文学新人賞を受賞しデビュー。07年『しずかな日々』で野間児童文芸賞、08年坪田譲治文学賞、17年『明日の食卓』で神奈川本大賞、20年『昔はおれと同い年だった田中さんとの友情』で小学館児童出版文化賞を受賞、本作は24年、NHK総合でドラマ化される。その他の著書に『るり姉』『14歳の水平線』『きときと夫婦旅』『ご利益ごはん』など多数。
昔はおれと同い年だった田中さんとの友情
椰月美智子[著]
判型:文庫判
定価:682円(税込)
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