日本の昔ばなしをミステリで読み解いた『むかしむかしあるところに、死体がありました。』や、世界の童話をミステリに仕立てた『赤ずきん、旅の途中で死体と出会う。』で新しい世界を切り拓いた青柳碧人さん。人気シリーズ最新作で赤ずきんが謎を解くのは「イソップ童話」です。「うさぎとかめ」が競走をしてる最中に村の住民が殺されます。殺したのは誰? 地下スタジアムで観衆が熱狂する「オオカミ少年」ゲームとは? 驚きの展開が続き、最後で見事に伏線を回収する『赤ずきん、イソップ童話で死体と出会う。』について、青柳さんが創作秘話を双葉社文芸総合サイトCOLORFULが運営するPodcast番組で語ってくださいました。ぜひ、お聞きください。
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https://colorful.futabanet.jp/articles/-/5262
◆概要
【作品名】『赤ずきん、イソップ童話で死体と出会う。』
【著者】青柳碧人
【あらすじ】
収録作より
「うさぎとかめは移動する」
アラビアで事件を解決して家に帰る赤ずきん。魔人の背中に乗り空を飛びますが、途中で森の中に落ちてしまいました。そこで出会った狐から、うさぎとかめが競走していることを聞き……。
「信用できないアリの穴」
家への帰り方を聞くため、アントスの町にやってきた赤ずきん。そこで、黒いずきんを被った少女と出会います。ご飯を食べていると、彼女の姉が殺されたとの知らせが入り……。
「オオカミ少年ゲーム」
家に帰る船に乗るため、港町のピリーウスを目指す赤ずきん。そこで木こりと出会いました。借金を返すために「オオカミ少年ゲーム」に参加しましたが、劣勢に陥り……赤ずきん、大ピンチ!
「北風と太陽」
ピリーウスにやってきた赤ずきん。しかし目にしたのは、全てが凍った港町でした。そこで出会ったのはイソップ。不実な行いをした者を凍らせるイソップに対して赤ずきんは挑戦しますが……。
【お知らせ】
8月19日19時より、2023年怪談最恐戦王者にして最新刊『怪談ぐるい』が刊行されたばかりの怪談師・作家の深津さくらさんと青柳碧人さんのトーク&サイン会を開催。会場は東京・新宿区の芳林堂書店高田馬場店で、開場は18時半より(詳細は以下のリンク参照)。
https://www.horindo.co.jp/t20240612/