「神」とまで呼ばれた天才少女はなぜ、自身の手がける舞台上で死んだのか?

演劇女子学校で起きた不審な死をめぐり、少女達は自分自身の「奈落」を覗いていく。

――衝撃の結末が待ち受ける学園ミステリーのオーディオブック冒頭を無料で公開しますので、ぜひ、この機会にお楽しみください。

 

◆「試し聴き」はこちらから

https://colorful.futabanet.jp/articles/-/4956

 

◆概要
【作品名】『少女マクベス』
【著者】降田天
【朗読】依田菜津

 

【あらすじ】
「神」とまで呼ばれた天才少女はなぜ、自身の手がける舞台の上演中に死んだのか? 演劇女子学校に入学した結城さやかは、劇作家を目指している。同学年には同じく劇作家志望で、学内一の天才と謳われる設楽了がいた。了は俳優の能力を引き出し、観客を魅了する舞台を作り上げる卓越した才能をもっていた。了の手がける舞台に上がりたい、了に認められたいと俳優志望の生徒達はこぞって渇望する。次第に周囲から「神」とまで崇められた了は、横暴な振る舞いをしても良い舞台を作るためだと許された。しかしそんな了は突然、自分の手がける演劇の上演中に舞台から転落死する。不幸な事故だと片づけられたが、翌年の春に入学してきた新入生・藤代貴水は全校生徒の前で高らかに宣言した。「わたしは、設楽了の死の真相を調べに来ました」——さやかは貴水に巻き込まれる形で、了と生前の関わりのあった生徒を調べることになり……演劇を愛する生徒達が内に潜んだ「殺人者」を暴き出す、眩く鮮烈な学園ミステリー!