話題本の著者に聞く 第6回 北方謙三さん 北方謙三 新年最初のゲストは文壇の大御所であり、今なおトップランナーとして業界を牽引する北方謙三さんです。今年1月から5カ月連続で刊行する北方さん「伝説の剣豪小説」といわれる「日向景一郎シリーズ」の新装版について、30年以上前の執筆時の思い出から、剣豪小説ゆえに実際に試してみたこと、北方さんご自身の若き日の思い出が作品にいかされていることなど、あますことなく語りつくしています。 Spotify for PodcastersAmazon musicApple PodcastYouTube 北方謙三(きたかた・けんぞう) 1947年、佐賀県生まれ。中央大学卒業。70年『明るい街へ』で作家デビュー。81年にハードボイルド長編『弔鐘はるかなり』で注目を浴び、83年には『眠りなき夜』で日本冒険小説協会大賞と吉川英治文学新人賞を受賞。85年『渇きの街』で日本推理作家協会賞、91年に『破軍の星』で柴田錬三郎賞を受賞するなど、数々の文学賞に輝いている。2013年、紫綬褒章受章。20年、旭日小綬章受章。 風樹の剣〈新装版〉 日向景一郎シリーズ 1 北方謙三[著] 判型:文庫判 定価:968円(税込) ネット書店で購入する 関連記事 ブックレビュー いつかは実の兄を斬るときがくる——。最強の剣術を受け継いだ兄との因縁の対決を予感させる、伝説の剣豪小説シリーズ最重要巻 『絶影の剣〈新装版〉日向景一郎シリーズ3』北方謙三 ブックレビュー 海外ミステリファンにこそ読んでもらいたい北方謙三伝説の剣豪小説シリーズ! 文芸評論家・池上冬樹氏が語る、第4弾『鬼哭の剣』の魅力 インタビュー・対談 「死を感じることで、生きる意味を考える」作家生活55年の北方謙三が20年かけて綴った時代小説「日向景一郎シリーズ」を語る