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この物語は『社史・本の雑誌』を原作とし、ほかの関連著作や関係者への取材を基に構成したフィクションです。

 

『銀座のカラス』椎名誠/新潮文庫
『銀座のカラス』椎名誠/新潮文庫

椎名誠のストアーズ社時代を、三人称の仮名で描いた作品。朝日新聞で連載されていた。『哀愁の町に霧が降るのだ』『新橋烏森口青春編』から続く「青春三部作」で、時代的にはここから『本の雑誌血風録』へと流れていくことになる。