コミック|第3回 目黒考二から送られてきた「謎の手紙」が椎名誠の運命を変えた!? 『黒と誠』第3話「本と雑誌」 カミムラ晋作[著] 読書界を変えた書評誌「本の雑誌」。目黒考二と椎名誠を中心に創刊された雑誌の創刊秘話を完全漫画化。こちらも読書界を震撼させた『どくヤン!』の作画担当であるカミムラ晋作が描く! ※単行本収録分は公開を終了しております(一部、試し読み公開中)。 第1回はこちら この物語は『社史・本の雑誌』を原作とし、ほかの関連著作や関係者への取材を基に構成したフィクションです。 椎名誠『哀愁の町に霧が降るのだ』(小学館文庫) 椎名誠が沢野ひとしや木村晋介とともに六畳一間で共同生活を送っていた、克己荘での暮らしを描いた傑作青春小説。下巻もある。 高野秀行『ワセダ三畳青春記』(集英社文庫) のちに本の雑誌から『謎の独立国家ソマリランド』を出すことになる高野秀行が自身の大学時代の生活を描いた、90年代の「○畳間」青春小説。 森見登美彦『四畳半神話大系』(角川文庫) 六畳、三畳、そして四畳半である。「本屋大賞」常連作家である森見登美彦による青春小説。90年代後半にいたって、「○畳間」小説はファンタジーとなったが、これも著者自身の体験をもとにしている。 栞をはさむ バックナンバー 前の回へ 第4回へ続く 第18回 椎名誠にふたつの転機!! 社長に退職宣言をするも「本の雑誌」が気になって…『黒と誠~本の雑誌を創った男たち~』第18話「子供みたいなもの」/カミムラ晋作 (2023年1月10日) 第1回 目黒考二と椎名誠を中心に創刊された「本の雑誌」の創刊秘話を完全漫画化!『黒と誠』第1話「悪夢だ」(2022年4月11日) 第2回 「本の雑誌」創刊秘話!上司と部下になった椎名誠と目黒考二だが、やはり本が読めず目黒が退職…!?『黒と誠』第2話「晴読雨読」(2022年4月25日) 第3回 目黒考二から送られてきた「謎の手紙」が椎名誠の運命を変えた!? 『黒と誠』第3話「本と雑誌」(2022年5月10日) 第4回 目黒考二の“SF通信”に衝撃を受けた椎名誠のド肝を抜く提案とは!?『黒と誠』第4話「SF通信」(2022年5月25日) 第5回 目黒考二が「日本読書株式会社」を夢想するまで本好きになった少年時代の「ある経験」『黒と誠』第5話「青い風呂敷」/カミムラ晋作(2022年6月10日) 第6回 椎名誠のデビュー作となった『さらば国分寺書店のオババ』。オババと椎名の強烈な出会い『黒と誠』第6話「夢多き時代」/カミムラ晋作(2022年6月27日) 黒と誠 ~本の雑誌を創った男たち~ 1 カミムラ晋作[著] 判型:四六判 定価:1,320円(税込) ネット書店で購入する 黒と誠 ~本の雑誌を創った男たち~ 2 カミムラ晋作[著] 判型:四六判 定価:1,320円(税込) ネット書店で購入する 黒と誠 ~本の雑誌を創った男たち~ 3 カミムラ晋作[著] 判型:四六判 定価:1,430円(税込) ネット書店で購入する カミムラ晋作(かみむらしんさく) 愛知県生まれ、代表作は『ベクター・ケースファイル』(原作:藤見泰高)『マジャン〜畏村奇聞〜』など。近著に『どくヤン!』(原作:左近洋一郎)がある。