裏社会を描いたノワールから感涙の純愛小説まで、幅広い活躍を見せる新堂冬樹さん。デビュー以来24年間で100冊近い著作を上梓してきた。

 新刊『任侠ショコラティエ』の主人公・星咲直美は、そんな新堂さんが「過去100作の中でもナンバーワンのキャラクター」と語るほど、ぶっ飛んだ男だ。物語の語り手である舎弟の鬼渡譲二も惚れこむ直美の魅力を、装画を手がけた川崎タカオさんが4コマ漫画化した。

 

【あらすじ】

 歌舞伎町でボンボンショコラの専門店「ちょこれーと屋さん」を営む星咲直美は、かつて「歌舞伎町の百獣の王」と呼ばれた伝説の元極道。傍若無人な振る舞いと破天荒な言動に舎弟の譲二はいつもきりきり舞いだが、なぜか女たちと年寄りからは人気がある。だが、堅気になった後も半グレを殴り、ヤクザをも追い込む直美の所行を苦々しく思う、古巣「東神会」の若頭・海東が卑劣な罠を仕掛けてきた。悪逆非道な手口に、直美の怒りと鉄拳が炸裂する!

 

【人物紹介】

星咲直美……歌舞伎町のボンボンショコラ専門店「ちょこれーと屋さん」のオーナー店長。広域指定暴力団「東神会」の元特攻隊長で、現役時代は「歌舞伎町の百獣の王」と呼ばれ、数々の伝説を持つ。190センチ、90キロのゴリラさながらの筋肉を纏った肉体、オオカミのような鋭く吊り上がった眼、逆立ったプラチナシルバーの長髪という外見。喧嘩とショコラへの愛は誰にも負けない。

鬼渡譲二……「ちょこれーと屋さん」の店員。直美の一の舎弟だが、いかつい名前とは正反対に、少女漫画の主人公のような整った顔立ちと雪のような白い肌、華奢な身体で、喧嘩は弱い。パンチパーマにM字剃りこみを入れている。直美を思う気持ちは誰にも負けない。

 

 

後編〈「ショコラなのか?」「百獣の王」〉に続く