幼馴染みから屁理屈屋と揶揄されながらも、道理に合わなければ上役にも臆せず物申す主人公・用部屋手附同心の裄沢広二郎と北町奉行所の面々の日常と活躍を描いた「北の御番所 反骨日録」シリーズが、時代小説紹介サイト「時代小説SHOW」2021年文庫書き下ろし時代小説ベストテンにて第3位に選ばれた。
サイト内では『本書でようやく、奉行所という組織に視点を置いた、読み応えのある面白い「奉行所小説」に出合えました』と評され、新感覚の時代小説として話題を呼んでいる。
今回のランキング上位選出を機に【一】~【三】巻の新帯での重版が決定、全国書店にて展開中だ。“江戸版・警察小説”ともいうべき奉行所小説に更に注目が集まりそうだ。
さらに、待望の最新第四巻『狐祝言』がいよいよ2022年4月14日に発売。
上役に暴言を吐き謹慎処分を受けた裄沢広二郎。奉行所内での自分の立場など気にも留めず、幼馴染みの婚儀を整えるために奔走するが、目出度き日を邪魔しようとする人物が現れ……。果たして友の十年越しの祝言は、無事当日を迎えられるのか!? 読む者の心を揺さぶる感動の最新刊。
媚びへつらうなどまっぴら御免!
上役ウケはすこぶる悪いが、洞察力は群を抜く!
事務方同心裄沢広二郎、その行く手に波乱あり!
間違った料簡なら、相手が誰であろうと完膚なきまで論破する主人公の媚びない姿勢に、世のサラリーマンたちなら必ずスッキリすること間違いなし! やさぐれ同心・裄沢広二郎の活躍をとくとご覧あれ。