小説
暗夜に君と星をたどる
あらすじ
中高一貫の女子高に通うわたしは、数ヶ月前に事故で母を亡くした。生前、あまり本音を語らなかった母は「砂の国」や「雪の里」などを舞台にした、神秘的で不可思議なおとぎ話を書き遺していた。しかし、これらは母の単なる趣味の創作ではかった。――物語を正しく読み解けば、母の過去を映し出す断片に変貌する。高校一年生になったわたしは、才色兼備のクラスメイト・海瀬由埜と二人で、それらの物語を読み解くことに。母は、生前何を考えていたのだろうか。そして、母が亡くなったのは、本当に事故だったのだろうか……。
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