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小説

窮屈で自由な私の容れもの

窮屈で自由な私の容れもの
あらすじ

深夜のスポーツジムで、痛めつけるように体を鍛える私が思い出すのは、ある男のことだった(「教会のバーベルスクワット」)。手術を終えて戻ってきた会社の先輩と過ごした、燃え上がるような月日を体に刻む(「森林限界のあなた」)。“家族のために”料理を作り続けてきた私から、なぜか夫も息子も離れていってしまい…(「ブルーチーズと瓶の蓋」)。快くて、不気味で、疎ましくて、愛おしい。誰とも同じにはなれない、私たちの「身体」をめぐる5つの物語。

『窮屈で自由な私の容れもの』試し読み
窮屈で自由な私の容れもの(1/4)
窮屈で自由な私の容れもの
蛭田亜紗子[著]
判型:文庫判
定価:858円(税込)
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共謀小説家
蛭田亜紗子[著]
判型:文庫判
定価:858円(税込)
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蛭田亜紗子(ひるた・あさこ)
1979年北海道札幌市生まれ、在住。2008年第7回「女による女のためのR-18文学賞」大賞を受賞し、2010年『自縄自縛の私』を刊行しデビュー。そのほかの著書に、『凜』『エンディングドレス』『共謀小説家』などがある。