大森晴文は、彼女である堀内雛子とお互いの故郷を巡る旅をしている。
旅行前の雛子に不審な点を感じ、旅の間も気もそぞろな晴文だったが、
ある朝目が覚めると、なんと雛子が子どもの姿になっていた。
不思議な現象に戸惑う晴文に、子どもの雛子はこう告げるのだった──。

『たびを、続ける』