1974年4月12日『ウルトラマンレオ』はスタートした。オイルショックに伴うコスト上昇と“終末ブーム”に象徴される厭世的な物情が、番組に大きな影を落としていた。『帰ってきたウルトラマン』からシリーズを支えてきたTBS側プロデューサー橋本洋二は勇退し、後を託されたスタッフは限られた予算と時間の中、多くの名エピソードを生み出していく。ウルトラマンレオは怪獣・宇宙人と死闘を繰り広げたが、スタッフもまた視聴率というモンスターと戦っていた…。“第2期ウルトラシリーズ”最終作の道行きを描く人気ドキュメンタリー完結編!