ある雨の日、男性教師が何者かに刺殺された。捜査本部が設置されるが、目撃者もなく捜査は難航する。事件から1年が過ぎた頃、捜査に新たに星野警部が加わる。難解だった『贖い』事件を解決に導いた星野の手腕は警察内でも知られていたが、その一風変わった捜査方法に疑問をもつ捜査員も多くいた。星野はその『贖い』事件で知り合った坪川と組んで捜査を開始。そして、第二の殺人事件が発生した。
十字路
定価:1,870円(税込)
判型:四六判
ISBN:978-4-575-24728-2
発売日:2024年3月21日
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「私は、どんな手を使ってでも犯人を逮捕します。私が何でもすると言った時は、本当に何でもします」
雨の中、小学校教師が殺された。目撃者はなく、遺留品もない。凶器も見つからず動機も不明。難航する捜査の中、星野警部が動いた。
五十嵐ミステリーは進化する
『誘拐』『贖い』につづく迫真の警察捜査小説!
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高校1年生の織川詩音は、絵画の全国コンクールで優秀賞を受賞。その数か月後、詩音の父親である、小学校教師の織川俊英が雨の中、自宅のすぐ近くで刺殺された。強盗殺人の線で捜査を開始する警視庁だが、手掛かりがなく捜査は難航。そんな中、捜査一課の星野警部は独自の視点で事件を調べ始まる。
現役総理大臣の孫娘誘拐事件を描いた『誘拐』、児童連続殺人事件の真相を暴いた『贖い』につづく「星野警部シリーズ」、8年半ぶりの登場!
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