悪人を狙って殺害、死体遺棄現場を名画そっくりに再現する連続猟奇殺人犯「リプロマーダー」。七件目の事件が発覚した直後、警視庁科学捜査研究所のプロファイラー・野中琴音が犯人は自分だと告白し、命を絶った。だが、楠町西署の刑事・小暮時生は、野中の犯行だと信じることができない。相棒の南雲士郎こそが真犯人なのではという長年抱いてきた疑念を晴らすべく、事件の核心に迫ろうとするが……⁉ 衝撃の展開に息をのむ、警察小説シリーズ第三弾!