46歳で若年性アルツハイマー型認知症と診断された夫と、それを支える妻。絶望の淵から、ひとつの出会いを経て、自信を取り戻す。同じ病気の人の姿を見て勇気づけられたように、自分を見て勇気づけられる当事者や家族はきっといるはず。そんな思いを胸に病気と向き合う夫婦の実像。病気に向き合うふたりの日常とともに、患者数が多く、さらに増加傾向にある病気の現実についても触れる。