著者紹介

岡本綺堂オカモトキドウ

1872年東京芝高輪生まれ。府立一中(現・日比谷高等学校)卒業後、東京日日新聞などに勤務し、記者として働きながら戯曲の執筆を始め『維新前後』『修善寺物語』などの新歌舞伎の名作を次々に発表。著名な劇作家となり、「綺堂物」という言葉も生まれた。その後シャーロック・ホームズに触発され、探偵小説『半七捕物帳』を執筆し人気を博した。1939年没。