著者紹介

川上未映子かわかみ・みえこ

大阪府生まれ。2007年『わたくし率 イン 歯ー、または世界』で早稲田大学坪内逍遥大賞奨励賞を受賞しデビュー。08年『乳と卵』で芥川賞、09年、詩集『先端で、さすわ さされるわ そらええわ』で中原中也賞、10年『ヘヴン』で芸術選奨文部科学大臣新人賞と紫式部文学賞、13年、詩集『水瓶』で高見順賞、『愛の夢とか』で谷崎潤一郎賞、16年『あこがれ』で渡辺淳一文学賞、19年『夏物語』で毎日出版文化賞を受賞。『ヘヴン』英訳版でブッカー国際賞最終候補、『すべて真夜中の恋人たち』英訳版で全米批評家協会賞最終候補にノミネート。24年『黄色い家』で読売文学賞を受賞する。主な著書に『ウィステリアと三人の女たち』『春のこわいもの』など。