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男子も含めてたった二クラスしかなかった小学校時代。少なくとも四年生が終わる頃まで、薬師寺杏は宮古沙羅にとってたった一人の親友だった。
宮古、薬師寺と出席番号が近く、稜花女学院が誇るチャペルで行われた入学式ですぐに仲良くなった。
先生たちはしきりに「友だちは〝さん〟づけで呼びましょう」と言っていたが、二人はかたくなに「沙羅」「杏」と呼び合った。初台と渋谷にある両方の家をしょっちゅう行き来し、沙羅がはじめて一人で外泊したのもそういえば杏の家だった。
杏は背が高く、服や髪形も大人びていて、沙羅の自慢の友人だった。笑いのツボも、怒るポイントも大体同じで、中学に入っても、高校生になっても、ずっと一緒にいるものだと信じて疑わなかった。
そんな二人の仲が決裂したのは、本当に些細なことがきっかけだった。はじめてクラスが離ればなれになった五年生の春、沙羅の新しいクラスの女の子と杏が二人で遊びにいっていることがわかった。
悔しかったのは、その日、沙羅もそのクラスメイトを遊びに誘っていたことだ。優美という名前の女の子はあわてた素振りを見せたものの、杏と遊ぶということは伝えてこなかった。
沙羅自身もまだ子どもだった。数日後に二人が会っていたことが判明したとき、自分でもおどろくほど動揺した。学校で泣くことは滅多になかったが、そのときは他の女の子たちの前で号泣してしまった。そして気づいたときには、みんなは優美を無視するようになっていた。
そのことに杏が怒っているのには気づいていた。杏は意地になったように優美と一緒にいるようになり、休み時間のたびにこちらの教室に乗り込んできては、沙羅たちに見せつけるようにして優美としゃべった。
きっと杏は沙羅が無視を先導していると勘違いしたのだろう。小さい頃からたくさんの友だちが自分の周りを囲んでいて、何か問題が起きると沙羅が解決することが多かった。よく学級委員にさせられていたし、決定権を持つことも少なくなかった。もっといえば、イジメともいえないイジメをリードしてしまったこともある。それは認める。
でも、この件についてだけは自分はタッチしていない。自分の味方をしてくれている友人たちの手前、あえて優美に話しかけようとは思わなかったが、彼女のことが憎いという感情さえ抱かなかった。
杏の誤解を解きたいという気持ちは常にあった。でも、優美が杏に大切にされるたびに友人たちの不満は膨らみ、こじれていくという悪循環に陥っていった。
決定的だったのは、杏から面と向かって文句を言われたことだった。
「おい、沙羅。ちょっといい加減にしなよ。いつまでもガキみたいなことしてんなよ」
優美が休んだ日の昼休み。いきなり教室に乗り込んできた杏に一瞬面食らい、怯みそうにもなったが、直前までバカ騒ぎしていた友人たちの前でみっともない姿はさらせなかった。
「はぁ? なんで熱くなってるの?」
「あんた、そういうのホントにやめろって」
「だからそういうのって何? わからないからハッキリ言ってくれない?」
「そうやって周りを固めて自分が偉くなったような気になってるのも、ワケのわからない高みから人のことを見下してるのも全部ダサいって言ってるの」
杏の目が血走っていた。それまでも杏が怒っているのを見たことはあったが、その怒りがこうして沙羅に向けられるのははじめてだった。
悔しさより、ムカつきより、悲しくて仕方がなかった。友だちの一人が「ちょっと、杏。あんたこそ何なの? 最近の態度、みんな頭に来てるんだからね」といった声を上げ、小学校まではいた男子の一人が「うぉー、女子こえー!」というバカな声を上げていなければ、また涙をこぼしていたかもしれない。
かばってくれる友人を手で制し、沙羅は小馬鹿にするように杏を見上げた。
「あんた、たぶん何か勘違いしてるから。杏もたしか周りから勝手に決めつけられるのが嫌いって言ったよね? いまのあんたのしてること、それだから」
あの日の沙羅は杏の売り言葉に応戦できて良かったと思っていたし、泣くのを堪えられたことに安堵もしていた。
でも、それから四年もの年月をほぼ目すら合わさずに過ごしてきて、なお薬師寺杏だけが親友だと思ってしまう自分は、こうも感じてしまうのだ。
あの日、杏の前でちゃんと涙をこぼせていたら、私たちの関係はまったく違ったのではないだろうか?
いつかきっと仲直りできるはずだと思っていた。当たり前のようにまた杏と笑っていられる日が来ると信じていたが、そのタイミングは一向にやって来なかった。元凶ともいえる優美が他の中学校を受験したときも、小学校を卒業するときも、中学の入学式でも、仲直りするどころか言葉を交わすことすらできないまま、ずるずると時間だけが過ぎていった。
その自分が、まさに四年ぶりに「おはよう」と声をかけた。春休み中に母から「杏ちゃん、他の高校を受験しようとしてるんだって?」と、唐突に聞かされたことが理由だろう。沙羅と杏は仲違いしているが、母親同士はいまだにランチに出かけている。
沙羅は寝耳に水の話だったが、なんとなく知っているフリを装った。
「らしいね」
「啓愛大の附属校を受けるんでしょう?」
「そうなんだ」
「知らなかった?」
「なんとなくは聞いてるけど」
実際に思い当たる節はあった。まだ一年生の頃、杏が当時三年生の冨田眞幌先輩と「デキている」というウワサが駆け巡ったことがあった。
二人が軽音楽部の部室で深刻そうに話していたとか、手をつないでいるのを見たとか、ウワサ自体はありがちなもので沙羅は気にも留めなかったが、その眞幌先輩がまさに啓愛大附属高校に合格したのは知っている。二人がデキているかどうかはべつとして、杏が同じ学校を目指したとしても不思議じゃない。
「杏ちゃんのお母さん、かなり怒ってたよ。沙羅ちゃんにもなんとか止めるように言ってほしいってお願いされちゃった」
学年が三つ違い、お互いに面識はなかったようだが、母も、杏の母親も、ともに稜花女学院の出身だ。
母親世代の稜花OGの愛校心は少し異常だと感じる。この学校のどこにそんな魅力があるのだろうか。沙羅にはまだわからない。いつか自分に娘ができたとして、仮に私立の小学校や中学校に入れることになったとしても、稜花を選ぶ気はしない。
「まぁ、そうだね。ダルいけどちょっと探ってみるよ」
母にそんなことを言いながらも、杏に話しかけるつもりなど微塵もなかった。こじれにこじれた自分たちの関係は、そう簡単に修復できるものじゃない。もう二度と杏と楽しく会話できる日は来ないのかもしれないとさえ思っていた。
その自分が、当然のように「おはよう、杏!」と口にしていた。春の朝日にさらされた杏がすごくキレイだと感じたからだ。もうこの場所にいるこの子とは会えなくなる。そんな突発的な焦りが自然と口を開かせた。
笑顔のまま振り返った杏の顔は瞬時に引きつった。周りを固めていた二人の同級生はハッキリと動揺を滲ませた。
そのことに沙羅はめげなかった。当たり前のように杏と並び、「新学期、よろしく」と開き直ったように続けた。
杏を囲んでいたのは赤城千佳と小宮陽葵の二人だった。杏と親しかったという覚えはない。沙羅もこれまでほとんど話したことがないけれど、二人にも「おはよー」と声をかけた。二人は目を見合わせ、そろって困惑した表情を浮かべながらも「う、うん。おはよう」と返してきた。
沙羅が一緒に登校していた内部上がりの三人と、杏が引き連れていた二人。計七人でぎこちない空気を振りまきながら、蔦の絡んだ中学校の校舎へと向かった。
一年生棟と二年生棟、そして今日から沙羅たちが使う三年生棟が「コ」の字に囲む中庭に、たくさんの女の子たちが集まっている。新年度恒例の朝の風景だ。人垣の向こうに新しいクラス割りが貼り出されている。
「ああ、緊張する。楽しいクラスがいいなぁ」
千佳が独り言のようにつぶやいた。沙羅にはその気持ちがわからない。稜花にはクラス単位で挑むイベントなんてほとんどないし、通学や休み時間、お弁当の時間などはバスケ部の子たちと過ごすことが多い。
沙羅はべつに楽しいクラスじゃなくていい。他に誰がいて、誰がいなくてもかまわない。だから一つだけ願いを叶えてほしい。せめて最後の学年くらい、杏と同じクラスにしてほしい。ちゃんと向き合うチャンスが欲しいのだ。
女の子たちの輪の中に、先に杏と千佳、陽葵の三人が飛び込んでいった。友だちの一人がちらりと視線を送ってくる。何あれ、ワケのわからないメンバーじゃね? という嘲笑に応じうに、他の子たちもイヤらしく顔を歪ませた。
いつもだったら適当につき合うところだが、今朝は交ざりたいと思わなかった。中学最後の学年ということに、自分でも不思議なくらい高揚している。杏にぶつけられた「いつまでもガキみたいなことしてんなよ」の一言は、いまでも胸に刺さっている。
友人たちの輪を離れ、沙羅も掲示板前の人混みをかきわけた。大きく息を吐き出して、ゆっくりと目を開ける。稜花女学院中学校はA組からE組まで、一クラスが三十二名前後で割り振られる。
3年A組のリストから順に見ていった。ガッカリしたのは、A組の担任が沙羅と気の合う年輩の社会の教師、伊藤静子先生だったことだ。そこに自分の名前はなかったけれど、杏の名前もなくてホッとする。
クラス発表でこんなふうに緊張したことはない。A組を見ている時点ですでに背中に汗をかいていた。B、C、D組… …と進んでいくうちにどんどんのども渇いていく。ここまでに沙羅の名前も杏の名前もなかったはずだ。見落としたのだろうか。いや、きっと願いが通じたのだ。
沙羅は気持ちを静めてE組の名簿を凝視した。そして見つけた。そこだけが色を伴っているかのように「宮古沙羅」と「薬師寺杏」の名前がキレイに上下に並んでいる。
あわてて杏の姿を探した。周囲より頭一つ背の高い杏を見つけるのは容易かった。
おどろいたのは、杏を含めたさっきの三人が抱き合っていたことだ。いや、迷惑そうにする杏に千佳と陽葵がしがみついていた。
「あ、宮古さん! 良かった。みんな同じクラスだよ!」
沙羅の存在に気づいた千佳が輪に交ぜようとしてくれる。本人は気づかれていないと思っているようだが、千佳が細かく沙羅のSNSをチェックしているのは知っている。
そんな子は他にもたくさんいるし、沙羅はべつに気にしていない。それよりいまは杏との橋渡しという意味で、千佳はありがたい存在だ。
「うん、同じクラスだね! 一年間よろしくね!」
そう可愛げを振りまきながら、千佳が作ってくれたスペースに入り込んだ。杏が至近距離で啞然としている。
気にすることなく、沙羅は杏に語りかけた。
「一年間よろしくね、杏」
一瞬の沈黙のあと、杏は我に返ったようにそっぽを向いた。
本当は杏と二人で写真を撮りたかったが、そこまでの勇気は持てなかった。それでもこっそりスマホを取り出した千佳に言われるまま、満開の桜の木の下で四人で写真に収まった。
調子に乗った千佳は「ねぇねぇ、四人でグループ作ろうよ」と言ってきたが、さすがに図に乗りすぎだ。
杏も「イヤだよ、面倒くさい」と吐き捨てるように口にして、そそくさと新しい教室に向かっていった。
千佳と陽葵もあとに続く。沙羅は一人掲示板の前に残り、貼り出された新しいクラス名簿にカメラを向けた。
そのとき、はじめて担任の名前が視界を捉えた。
加賀美秀彦──。
大昔の文豪のような雰囲気を漂わせる名前のこの教師に、印象はあまりない。年齢は両親と同じくらい、四十代なかばだろうか。去年までは高校の担任を持っていたはずで、これまで授業を受けたことはない。国語の先生だったはずだが、それすらも曖昧だ。
たとえば小説などで描かれるように、男性教師が女子生徒からモテるといった話を沙羅はほとんど聞いたことがない。とくに若い先生は警戒心を抱かれがちで、厳しい教師も多く、少なくとも稜花では人気がない。
その点、加賀美先生という人はどうなのだろう。醸し出す空気は決してやる気に満ちあふれているようではない。そういえばいつかメイクを注意されたときも「せめて学校にいる間くらいはルールを守りなさい」といった程度のもので、「じゃあ、学校を出たら化粧をしてもいいんですかー?」と茶化してみたが、澄ました表情を崩さなかった。
おじさんだけど不潔感はないし、熱っぽい教育論を振りかざすタイプにも見えない。担任としてそれほどハズレだという気はしないけれど、沙羅にとってはじめての男の担任だ。女子校で教師になろうという男の先生って、どういう気持ちなのだろう。くだらないマンガのように邪な気持ちがあるとは思わないが、そんな単純であるという気もしない。
明治十年などという時代にイギリス人の宣教師によって創立され、百五十年近い歴史を誇る稜花女学院の敷地には、文化遺産並みの建物がいくつも残されている。
中学校の校舎もその一つだ。小学校と高校の校舎は何度も改築されていて、冷暖房も完備されているのに、中学校舎だけはなぜかほとんどが手つかずのままだ。当然生徒たちの評判はすこぶる悪く、口さがない友人の中には「これは踏み絵。稜花の生徒であることを問われる三年間」などと揶揄する者もいるが、沙羅はこの古い校舎が嫌いじゃない。
とくに今日から使用する三年生の校舎は、東向きの窓に中庭を見渡せ、気持ち良く朝日が入り込んでくる。教室の中が輝いて見えて、思わず深く息を吸い込みたくなる。
3年E組の教室はその三階の最深部にある。かすかな緊張を胸に扉を開くと、ほんの一瞬、それまでざわめいていた新しいクラスメイトが静まり返った。良くも悪くも自分がどう見られているのかを突きつけられる瞬間だ。
「ああ、沙羅! やっと来た!」
そう言って駆け寄ってきたのは、小学校の頃に仲の良かった仲野愛梨と、同じバスケ部の鈴木薫子の二人だ。たしか二人は去年も同じクラスで、韓国アイドル好きという共通点で親しかったはずだ。一度、三人で遊んだこともある。
「おはようー。同じクラスだね。よろしくねー」
沙羅が愛想良く手を振ると、二人も「ホント、ホント。沙羅と一緒なんてうれしいよー」「小学校のとき以来だね」と笑みを浮かべた。
適当に窓際のイスに腰を下ろした。その沙羅の周りを、愛梨と薫子を中心にあっという間に多くの友人が取り囲んだ。あまり好きな言い方じゃないが、いわゆる「一軍」と呼ばれる面々だ。その中には当然のように杏の姿はなく、どういうわけか代わりに赤城千佳が交ざっている。
新しいクラスのスタートということもあって、表層をなぞるような会話が続いた。八時十分になってチャイムが鳴り、ようやくクラスメイトたちが思い思いの席に散っていく。小さく息を吐き出しながら窓の外に目を向けると、遅刻ギリギリで登校してきた女の子たちが中庭を走っていた。その中には真新しい制服に身を包んだあきらかに一年生と思われる子もいて、沙羅は心の中で「いきなりやるじゃん」と声をかけた。
それから一分ほどして、担任の加賀美先生が教室に姿を現した。なんとも言えない緊張感が立ち込める。一年を一緒に過ごす先生だ。一気に静まり返った教室で、加賀美先生は顔色を変えずに教壇に立った。
刈り上げられた髪の毛は豊富だが、ところどころに白いものが交ざっている。グレーのスーツにも白いシャツにも清潔感があり、ラウンド形の黒縁メガネはなかなかオシャレだ。
身長は百七十センチほどで、太っても、痩せてもいない。とりあえず生徒を威圧するような雰囲気はなさそうで、みんなが安心している様子が伝わってくる。
「みなさん、おはようございます」
先生は涼しい顔で口を開いた。低いわりによく通る声だ。女子中学生らしく……という言い方が正しいのかはわからないが、誰も挨拶など返さない。先生はなぜか満足そうに目を細めた。
「今日からみなさんと一年間をともにする、国語科教諭の加賀美秀彦です。去年まで高校で担任を持っていました。中学では科学部と文芸部の副顧問をしていますが、ほとんどの方ははじめましだと思います。どうぞよろしくお願いします」
そう淡々と口にすると、先生は黒板に何やら書き始めた。おそらく自分の名前だろうと思って見ていたが、どうやらそうじゃないらしい。
『我行我素──』
一瞬、クラスメイトがざわめきかけた。加賀美先生は小さく咳払いをすることで、それを許さなかった。
「僕が生きる上でもっとも大切にしている言葉です。中国の言葉ですが、日本語にすると『我は我の素を行う』。周囲の人間が何を言おうと、私は私のやり方を貫くといった意味ですね。みなさん、言われなくてもそのつもりだと思っているかもしれませんが、人は思っている以上に周囲の空気に流されているものです。自分のやり方を貫き通すということは、自分の頭で考え、覚悟を決めるということ。意外と簡単なことではありません」
さらに静けさの深度が増した教室で、調子のいい誰かが「その言葉、中国語ではどうやって読むんですか?」と質問した。
先生は黒板に視線を移し、少し照れくさそうにしながら「ウォーシン、ウォースゥ」と読み上げた。その妙な流暢さにみんながいっせいに笑い声を上げる。
沙羅はボンヤリとクラスメイトの様子を見つめていた。先生の言葉自体に感じることはあまりない。ただ右前方に座っていた杏の表情がすごく真剣で、この子はいま何を思っているのだろうと気になった。
その後、先生は淡々と自分の話をした。出身は東京で、みんなとは正反対の男子校の出身であること。教師をやっていた父親の影響で小さい頃からこの仕事に憧れがあったこと。しかし大学院を出て就職活動を始めたのは「就職氷河期」と呼ばれる時期で、そもそも募集のあった学校が少なかったこと。なんとか神奈川の私立校に滑り込み、稜花が二校目であること。思ってもみなかった女子校という環境が意外にも自分に合っていたこと……。
中でも一番盛り上がったのが、一人の生徒の質問に答える形で、先生が家族について語ったときだ。
「妻がいて、娘が二人います。ちなみにではありますけど、上の子はみんなと同じ今年中学三年生で、都内のべつの女子校に通っています」
このときはなぜか悲鳴に近い声が上がった。新しいクラスメイトたちが次々と質問を投げかける。
それをいなすように微笑んで、加賀美先生は腕時計に目を落とした。
「そろそろ礼拝の時間ですね。それでは、みなさん。来年の春までという短い期間ではありますが、よろしくお願いします。我行我素。自分の頭で考え、自分の足で地面を 踏みしめる、素敵な人間になってください。どうか毎日を気持ち良く生きてください」
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