『黛家の兄弟』で山本周五郎賞を受賞した砂原浩太朗さん。時代小説が人気の砂原さんが今回挑んだのが歴史ロマン小説です。時代は大坂の陣前夜。関白・豊臣秀次の遺児である18歳の三好孫七郎は大坂方の密命を受け、諸国に散らばる牢人たちを結集するために旅に出る──。若者たちが旅を通して己を見つめ、成長していく姿を描く新作『烈風を斬れ』について、砂原さんが創作秘話を「カラフルPodcast」で語ってくださいました。ぜひ、お聞きください。

 

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https://colorful.futabanet.jp/articles/-/4987

 

◆概要
【作品名】『烈風を斬れ』
【著者】砂原浩太朗

 

【あらすじ】
太閤・豊臣秀吉により自害に追い込まれた関白・豊臣秀次の遺児である孫七郎は、「大坂の陣」前夜、大坂方の密使として、全国に散らばる牢人たちを仲間に引き入れる役目を受ける。家臣の源蔵、大坂方からの目付である左門とともに、最初に向かったのは紀州・九度山に蟄居する真田幸村のもとだったが、そこで謎の武士に襲われてしまう──。なぜ父は自害に追い込まれたのか。おのれは何者なのか。そして、孫七郎を襲う武士の正体とは!? 若者は旅を通して自らに向き合い、そして成長していく。戦国の烈風にさらされながらも、前を向き歩く若者たちの物語。