話題本の著者に聞く 第10回 白石一文さん 白石一文 今回のゲストは『Timer 世界の秘密と光の見つけ方』『代替伴侶』と、立て続けに特殊設定の日本を舞台に、人生の選択を読者に投げかけている直木賞作家の白石一文さんです。自身がライフワークとされている「自分とは何者なのか」を端緒に、ずっと書きたかったとおっしゃる「この世の生き物と人間の関係」という新刊のテーマについて、たっぷりとお話を聞きました。 Spotify for PodcastersAmazon musicApple PodcastYouTube 白石一文(しらいし・かずふみ) 1958年、福岡県生まれ。早稲田大学政治経済学部卒業。出版社勤務を経て、2000年『一瞬の光』でデビュー。09年『この胸に深々と突き刺さる矢を抜け』で第22回山本周五郎賞、10年『ほかならぬ人へ』で第142回直木賞を受賞。その他の著書に『心に龍をちりばめて』『プラスチックの祈り』『僕のなかの壊れていない部分』『君がいないと小説は書けない』『我が産声を聞きに』『Timer(タイマー) 世界の秘密と光の見つけ方』『代替伴侶』などがある。 つくみの記憶 白石一文[著] 判型:四六判 定価:2,090円(税込) ネット書店で購入する 関連記事 News 人間と動物との関係は、我々が思っているのとは違うかもしれない!? 直木賞作家・白石一文が一石を投じる「可視化できない世界」を見ることのススメ。 ブックレビュー ひとつの出会いで人生の変転を迎える──ギリシャ悲劇やアーサー王の物語のように“運命”そのものを描く現代小説 『つくみの記憶』白石一文