2023年2月2日に、第8回吉川英治文庫賞(主催:公益財団法人 吉川英治国民文化振興会)の候補作6作が発表され、双葉文庫より刊行されている井原忠政さんの「三河雑兵心得」シリーズが選出されました。

 吉川英治文庫賞は、国民的作家として広く読者に親しまれてきた、故吉川英治の偉業を記念して設立されたもので、「吉川英治文学賞」と「吉川英治文化賞」「吉川英治文学新人賞」に加えて、平成28年より「吉川英治文庫賞」が加わりました。

 なお、受賞作の発表は、3月2日に予定しております。

 

三河雑兵心得 足軽仁義

がまんだ茂兵衛、ここから成り上がるぞ!
戦国足軽出世物語、いざ開幕!

 

■あらすじ
桶狭間の戦いから3年──喧嘩のはずみで人を死なせ、村を出奔した17歳の茂兵衛は、松平家康の家来である夏目次郎左衛門に拾われる。折悪しく、三河では一向一揆が勃発。熱心な一向宗門徒である次郎左衛門は一揆側につくことに。武士人生ののっけから、立身出世どころか国守に弓を引く謀反人になってしまった茂兵衛。波乱の世に漕ぎ出した新米足軽の運命やいかに!?

 

■著者プロフィール
2000年に、脚本「連弾」が第25回城戸賞に入選し、経塚丸雄名義で脚本家デビュー。主な作品に『鴨川ホルモー』『THE LAST-NARUTO THE MOVIE-』などがある。2016 年『旗本金融道(一) 銭が情けの新次郎』で時代小説デビューし(経塚丸雄名義)、翌年、同作で第6回歴史時代作家クラブ新人賞を受賞した。2020年、ペンネームを井原忠政に変えて歴史時代小説「三河雑兵心得」シリーズの刊行を開始。同シリーズで『この時代小説がすごい! 2022年版』文庫書き下ろしランキング 第1位を獲得する。他の著書に『うつけ屋敷の旗本大家』『人撃ち稼業』『北近江合戦心得 姉川忠義』がある。神奈川県鎌倉市在住。