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小説

人の財布 ~高畑朋子の場合~

人の財布 ~高畑朋子の場合~

夜中に何げなくフリマサイトを眺めていた主人公は、とある商品に目がとまる。それは、高畑朋子という人物の保険証が入ったままの、中古の財布だった。主人公は、娘を誘拐された高畑朋子という母親、当時ニュースでも取り上げられていたこの誘拐事件を思い出す。なにかに吸い寄せられるように、その財布を購入し、入っていた保険証やレシートを手掛かりに当時の事件の真相を解明しようと奮闘するのだった──。 

『人の財布 ~高畑朋子の場合~』試し読み
人の財布 ~高畑朋子の場合~(1/1)
第四境界(だいよんきょうかい)
現実と仮想の間の曖昧な領域に物語を紡ぎ出すクリエイター集団。 ARG(日常侵蝕ゲーム)を手掛ける彼らは、これまで、『かがみの特殊少年更生施設』や、『人の給与明細』などを生み出してきた。