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小説

鬼の話を聞かせてください

木江恭[著]
鬼の話を聞かせてください
あらすじ

「あなたが体験した“鬼”の話を聞かせてください」というSNS上の投稿企画に寄せられた、奇妙な三つの事件。投稿者の話を聞きに現れたのは、“鬼”に強い興味を抱く桧山という男だった。桧山は聞き出した情報を基にロジックを組み立て、事件の真相の新たな“可能性”を導き、嬉々として突き付ける。――目を背けたくなるような、最悪の可能性を。

『鬼の話を聞かせてください』試し読み
鬼の話を聞かせてください(1/4)
鬼の話を聞かせてください
木江恭[著]
判型:文庫判
定価:803円(税込)
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木江恭(きのえ・きょう)
1988年神奈川県生まれ。 2017年に「ベアトリーチェ・チェンチの肖像」が第39回小説推理新人賞奨励賞に選ばれ、19年に同作を含む短編集『深淵の怪物』でデビュー。テレビドラマ等の脚本家としても活動している。