小説

双樹、戦ぐ

双樹、戦ぐ
イラスト:かわのまほ
あらすじ

関ヶ原の戦いの混乱で離れ離れになってしまった少年ふたりが、長崎、マカオなど世界を駆け巡り、片や商人、片や宣教師のもとで、数奇な運命をたどる。二人の人生は奇妙に交錯し、友情を育みながら、激動の世を生き抜いていく。

大村友貴美(オオムラユキミ)
1965年岩手県生まれ。中央大学文学部卒業。2007年『首挽村の殺人』で第27回横溝正史ミステリ大賞を受賞し、デビュー。他の著書に『奇妙な遺産』『犯罪に向かない男』『存在しなかった男』『梟首の遺宝』など。近著に『緋い川』がある。
かわのまほ