小説

俺達の日常にはバッセンが足りない

俺達の日常にはバッセンが足りない
イラスト:西川真以子
あらすじ

実家が土建業を営むシンジ。その寮に、地元の同い年の悪友、エージが居候している。30歳にもなってふらふらしているエージがある日突然言い出す。「俺達の日常にはバッセンが足りない」。バッセン――バッティングセンターを巡る騒動の行方は。

俺達の日常にはバッセンが足りない
三羽省吾[著]
判型:四六判
定価:1,980円(税込)
三羽省吾(ミツバショウゴ)
1968年岡山県生まれ。2002年『太陽がイッパイいっぱい』で小説新潮長編新人賞を受賞しデビュー。06年『厭世フレーバー』、12年『Junk』でそれぞれ吉川英治文学新人賞候補。『刑事の血筋』『前略、旅の途中です。』『俺達の日常にはバッセンが足りない』など
西川真以子