安保法制の成立を果たし、長期政権もうかがう現首相・安倍晋三氏が大きく影響を受けたのが、祖父の岸信介元首相。満州建国から東条英機内閣成立、そして戦争へと至る時代に大いに暗躍し、戦犯とされながらも戦後は総理大臣となった「昭和の妖怪」と、その背中を追うかに見える安倍首相の「安保」はいったいどう違うのか? そして、その違いは日本をどこに導くのか……「安保」「憲法」「アメリカ」「長州」といった岸―安倍の「宿命の一族」を形づくる要素を徹底分析し、これからの日本を占います。
安倍晋三と岸信介の「日米安保」 「戦争」に取りつかれた宿命の一族
定価:1,320円(税込)
判型:四六判
ISBN:978-4-575-30963-8
発売日:2015年10月23日