「男は泣かない」「男は体育が大好き」「男は男と恋になんか落ちない」「男にセラピーは必要ない」「男は女を理解している」「男は」「男は」……
学校や親や社会が当然のように押しつける、時折とても息苦しい「男らしさ」のイメージ。それっていったい何なんだ?
英国の人気コメディアンが「男らしさ」に悩まされた半生を振り返り、「男だからって『男らしく』なんてなくてもいいんだ」と真摯に、そしてファニーに、男性性の呪いを解く回想録。