著者紹介

西村健ニシムラケン

1996年、新宿ゴールデン街を舞台にした『ビンゴ』でデビュー。その長編で第15回日本冒険小説協会大賞(特別部門大賞)を受賞。2012年には九州の三池炭鉱に着目し、戦後日本の暗部に鋭く迫った社会派ミステリー『地の底のヤマ』で第33回吉川英治文学新人賞を、2014年には『ヤマの疾風』で第16回大藪春彦賞を受賞。