著者紹介

木下昌輝きのした・まさき

1974年奈良県生まれ。2012年に『宇喜多の捨て嫁』で第92回オール讀物新人賞を受賞。14年刊行の同作で第152回直木賞候補作となり、第4回歴史時代作家クラブ賞新人賞、第9回舟橋聖一文学賞、第2回高校生直木賞を受賞した。19年刊行の『天下一の軽口男』で第7回大阪ほんま本大賞、同『絵金、闇を塗る』で第7回野村胡堂文学賞、20年刊行の『まむし三代記』で第9回日本歴史時代作家協会賞作品賞受賞している。24年刊行の『秘色の契り』で第172回直木賞候補作になっており、自身4度目の候補作となる。