「○○の秋」と聞いて思い浮かべるものは人それぞれだ。なかでも「食欲の秋」と「読書の秋」は、多くの人にとって、この季節の定番といえるだろう。
現在、双葉文庫では一部書店にて、これら二つの秋を同時に味わう企画「もぐもぐおいしい小説フェア」を開催している。
フェアでは、物語に登場する多彩な料理を通して“おいしさ”を感じられる作品をセレクト。主食系のがっつりした一皿から、甘いスイーツまで、読後に思わず空腹を覚えるようなタイトルが揃う。
昭和レトロな喫茶店でほっと一息

内山純
晩酌のおともに、絶品おつまみとこの一冊を

織守きょうや 坂井希久子 額賀澪 原田ひ香 柚木麻子
美味しくて懐かしい大食堂の奮闘記

坂井希久子
一日一名様限定 かなしみに寄り添うごはん屋さん

篠友子
あなたの悩みに効くメニュー、あります

標野凪
心に寄り添う温かい料理に涙がこぼれる

中村颯希
疲れた社員たちの心身を癒やす、絶品オフィス飯!

原田ひ香
おいしい料理と「謎」が絡み合う!

友井羊 矢崎存美 深緑野分 近藤史恵 細谷正充
あなたにとっての“幸福な味”はどんな料理ですか?

宮下奈都
スカッと爽快な「読むビタミン」小説!

柚木麻子
食と物語の魅力を融合させた本フェアは、読書の喜びをより豊かに広げてくれるだろう。秋のひとときに、お腹と心を満たす一冊を手に取ってみてはいかがだろうか。