■『幸せをつかむ!戦略教本 にゃんの兵法』監修・福田晃市

 

 大迷惑なあの人にビシッと一言、言ってやりたい。でも、反撃されたら怖いし、どうしよう──そんなお悩みは「ネコ軍師」にドンとお任せを。自分を守りながら問題がスッキリ解決するヒントを、体を張って指南します!

 

 新刊『幸せをつかむ!戦略教本 にゃんの兵法』(監修 福田晃市)では、戦国武将からビル・ゲイツまで心酔する古代中国の最強戦略書『孫子そんし』に注目。人間関係、仕事、恋の悩みやトラブルすべてに通用する必勝理論を、ネコの孫子=にゃん子が超わかりやすく伝授します。

 

 今回は、人間関係のトラブルや恋のモヤモヤを吹き飛ばす3大名言を本書よりお届け。自分史上最強のワタシになりましょう!

 

1.自分の身を守りつつ、苦手な相手を従わせるには?

百戦百勝は善の善なるものにあらず。
戦わずして人の兵を屈するは
善の善なるものなり。

 

たとえ100回勝ったとしても、ボロボロになってしまったら、101回目の強敵に太刀打ちできません。

 

無理に争って消耗するより、相手をおだてて転がして。

 

とっておきのキラースマイルで、「戦わずして勝っちゃう」んです。

 

lowpower225/Shutterstock.com

 

2.無理めなタイプを落として、恋の勝者になる方法とは?

そのおもむかざる所に出で、
そのおもわざる所におもむく。

 

敵の向かっていない地や思いもよらぬ場所は、重要な戦略ポイント。恋愛も同じです。

 

無理めなタイプを落としたければ、あなた以外は気付いていないであろう意外な長所を見つけて、サラリと褒めてみましょう。称賛に慣れたモテモテのあの人も、プライドをくすぐる新鮮な愛の奇襲攻撃に陥落間違いなしです。

 

bombermoon/Shutterstock.com

 

3.負けない私になるための究極の手段とは?

兵は詭道きどうなり。

 

争いの極意は、いかに相手をだますか──戦争に明け暮れた孫子の時代は常識だったこの考えも、さすがに現代では「物事がうまく運ぶのならば、だましてもOK」とまでは言えません。

 

しかし、反則でない範囲ならば「ウソも方便」。サッカーのフェイントは、まさにだましのテクニックです。

 

マトモに立ち向かってこちらが傷つかないためにも、知恵をしぼった駆け引きは絶対必要。正々堂々と相手を翻弄し、勝って勝って勝ちまくるべし!!

 

rai106/Shutterstock.com