徳川三代将軍・家光の乳母として権勢を欲しいままにした春日局。3人の子どもを連れて夫と離縁し、自らの才覚で将軍後嗣の乳母となった女は、「悪女」として後世に名を残している。だが、そんな春日局が本当に目指した世の中とは。彼女が抱えていた思いとは。4人の男を通して春日局の生き方を描く傑作時代小説。