小説

ウイ・ラブ・ナンシー

ウイ・ラブ・ナンシー
あらすじ

レンタル番犬とは、会社が所有する犬に番犬としてのスキルを身につけさせて貸し出すサービスだ。様々な事情で犬を飼えなかった利用者たちだが、このサービスを使って犬と暮らし始めることで、人生がすこしずつ変化していく──。

大崎梢(おおさき・こずえ)
東京都生まれ。元書店員。2006年『配達あかずきん』でデビュー。『サイン会はいかが?』『平台がおまちかね』など書店や出版社を舞台にしたシリーズを多数描く。他の著作に『クローバー・レイン』『忘れ物が届きます』『本バスめぐりん。』『ドアを開けたら』『バスクル新宿』『さよなら願いごと』など。近著に『27000冊ガーデン』『春休みに出会った探偵は』がある。