小説

海めぐる給食室

海めぐる給食室
写真:Shutterstock
あらすじ

海上保安学校をトップの成績で卒業し、巡視船に配属された鳴海晴太郎。乗船初日にまさかの二日酔いでダウンしてしまう。もう辞めるしかないーーそんなピンチの晴太郎を救ったのは、伝説の主計士と呼ばれる巴福子の絶品料理だった。

額賀澪(ぬかが・みお)
1990年茨城県生まれ。日本大学芸術学部卒。2015年「ウインドノーツ」(『屋上のウインドノーツ』に改題)で第22回松本清張賞、同年『ヒトリコ』で第16回小学館文庫小説賞を受賞しデビュー。著書に『沖晴くんの涙を殺して』『風に恋う』『タスキメシ』『転職の魔王様』などがある。