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小説

枯れ枝に桜

枯れ枝に桜
あらすじ

六十歳以上の女性のみを対象とした女性用風俗店『銀楼館』。そこに所属する美しい男娼である櫻は、様々な老女に求められる日々を送る中、やがて彼女たちの人生にも触れることになる。男娼との遊びに耽る、かつて一世を風靡した大女優。半身麻痺となった夫をよそに、見せつけるように情事に耽る妻。不意に希死念慮に襲われたことで結びついた2人の老女。年老いてもなお性を求めることに、どうして理由が必要なのか。様々な形の「愛」を描いてきた令和の才能が、老境の性を通じて描き出すヒューマンドラマ。

『枯れ枝に桜』試し読み
枯れ枝に桜(1/4)
枯れ枝に桜
君嶋彼方[著]
判型:四六判
定価:1,980円(税込)
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君嶋彼方(きみじま かなた)
1989年生まれ。東京都出身。2021年「水平線は回転する」で第12回小説野性時代新人賞を受賞し、同作を改題した『君の顔では泣けない』でデビュー。他の著書に『夜がうたた寝してる間に』『一番の恋人』『春のほとりで』。